東大受験

入試本番を追体験!東大入試実況中継

 

静まり返った教室。張り詰めた空気。

「それでは始めてください。」

その合図で一斉に紙がひるがえる。

東大の入試会場は、受験生達の熱気で異様な雰囲気を帯びるのだ…。

 

はい、ちょっとかっこつけました。(笑)

でも、誇張なしに、東大入試の本番は、模試とは全く違った雰囲気が漂っています。

本番の雰囲気に飲まれてしまって、本来の力が出せない受験生も一定数います。(僕は数学で大事故を起こしました。笑)

この記事では、あなたが本番の雰囲気に慣れ、ライバルに差をつけるために、

入試本番の流れや雰囲気を、臨場感あふれる実況形式で解説しようと思います。

試験当日の朝

さあ始まりました。今日は入試本番。受験生は緊迫した朝を迎える頃でしょう。各々は電車に乗って試験会場へ向かいます。

ここで注意する点がひとつ。受験生の中で、理系は本郷キャンパス、文系は駒場キャンパスで試験を受けます。なので、友達と試験会場が違くても慌てる必要はありません。

電車内で、受験生かな?と思う人がいますが関係ありません。それがどんなに賢そうな人だったとしても、「あほそうだな~」と心の中で罵倒して心の平静を保ちましょう。

キャンパスに着いたと思ったら..

電車から降りると、駅から会場までの受験生の流れができています。流れに乗って行くと会場に着きます。それでも、一応自分でも地図を見ながら進んでください。

会場に着いたら、受験生の長蛇の列!試験会場の開場待ちです。

どこに続いているかわからないので並んでいいものか悩ましいところですが、結論から言うと、とりあえずどこでもいいので、並んでおいて大丈夫です。結局キャンパス内に続いており、目的の場所にはたどり着きます。

そして会場周りには他にも、

塾関係者の応援隊!

謎のビラ配り!

保護者の見送り!

などの障害物が行く手を阻みます。全て無視しましょう。

これは余談ですが、開場待ちの列に並んでいると、関西弁の男子受験生集団がきっといます。僕はこれをみて、「これが噂に聞く灘校生なのか..??!」と、ちびりそうになりました。(僕にとって、「灘=天才集団」という偏見がありました。)

これを読んでる関東の方は、関西弁の集団がいてもビビらないようにしましょう。(笑)

いざ東大の構内へ!

東大の構内に入ったら、地図を見ながら自分の試験会場を確認します。キャンパス内にはたくさんの建物があるので、自分の建物を間違えないように!

ちなみに、東大の受験番号は姓名の五十音順になっています。僕の友達の小林君は、前後左右が全員「小林」だったと言っていました。(答案回収の時に名前の欄がチラリと見えたそうです。)

苗字の五十音が近い友達がいたらラッキーです。同じ教室かもしれません。

また、同じ建物の中でもたくさんの教室があるので間違えないようにしましょう。

しかし、東大の構内に入るともっと大事なこと(そして誰も教えてくれないこと)が1つあります。それは東大が、キャンパス内にいくつもの簡易トイレを設置してくれていることです。

これによって、休み時間にトイレが混むことはあまりありません。簡易トイレに長居したい人も多くないでしょうしね。(笑)

ここで一度トイレに行っておくと、試験会場に着いてからトイレに行く必要がなくなるのでおすすめです。

着席…もう勝負は始まっている

さて、自分の教室にたどり着いて、自分の席に座ったら、もう勝負は始まっています。

周りの受験生はみんな何食わぬ顔をしているでしょうが、内心は周りの受験生の行動が気になっているのです。

しかしそのことを表に出すと舐められるので、表には出さないようにしているのです。

この時はまだ、お互い様子見状態なので、会場の雰囲気もそこまでピリピリしていません。試験が近づくにつれて、緊張感が高まっていきます。

さて、自分が会場入りした時に、他の受験生は何をやっているのでしょうか。誰もが気になることだと思います。

ここで、試験会場に着いた時の受験生の行動パターンをランキング形式にして紹介します!(順位は主観でつけました。)

試験会場で東大受験生がやりがちなことランキング

1位・・「参考書を読む。」 これをやってる人は、ただ参考書を眺めているだけです。頭はどこか別のところにあります。

2位・・「教室の外に出る。」 教室の中の空気は最悪です。外に出てリフレッシュし、会場の雰囲気に飲まれないようにするのは賢いと言えます。

3位・・「寝る。」 「自分は寝るほど余裕だぞ!」と周りに見せつけて揺さぶりをかけてきます。こういう人は無視しましょう。どうせ落ちます。

 

僕がお勧めするのは、教室の外に出ることです。上述のように、本番は教室を締め切っているので空気が悪いです。脳に新鮮な酸素を送り込むためにも、外に出ることをおすすめします。

外に出て何をすればいいのか?と思う人もいると思います。

僕がお勧めするのは、今までやったことが一番まとまっているノートや参考書を持って行って、のんびり復習することです。

新しいことをテスト前に詰め込んでも、取り乱すだけですからね。直前に詰め込みたくなる気持ちはわかりますが、精神の安定を第一優先にしましょう。

解答用紙の罠

試験開始の30分前くらいになると、着席の合図があります。(厳密に何分前かは忘れました。ごめんなさい。)

そのあと、受験上の注意があり、解答用紙と問題用紙が配られます。

そしてここで、会場がざわつきます。

解答用紙の規格が、模試のそれと違うのです。

僕が受験した年は、模試では片面刷りだったものが、本番では両面刷りになっていたりしました。

しかも、問題用紙に対して、試験会場の机は奥行きがめちゃくちゃ狭い!!

その結果、机の上に解答用紙が収まりきらないと行った事態になります。

これを知らないで試験に臨むと、本番で焦ります。僕はかなり焦りました。

机からはみ出す分が邪魔で、いつものように解答がスムーズに作れないのです。

そこで、こんな裏技をご紹介します。

東大入試の解答用紙は、自由なところで折っても問題ありません。そのため、解答用紙が配られたらすぐに、机に収まる大きさに解答用紙を折ってしまえばいいのです。

他の受験生は、解答用紙を折っていいかどうかしらないので、そうすることはできません。(解答用紙を折ったために採点されなくて不合格、となるくらいなら折らずに解答しますよね。)

しかし実は、これはやっても採点に問題は出ないのです。採点官に聞いたわけではありませんが、実際に僕は全教科の解答用紙を小さく折りたたんで使いましたが、ちゃんと採点されていました。

(極端に小さく折り込んだ場合にどうなるかはわかりませんので、自己責任でお願いします。)

試験官を味方につけよう

さて、こんなことがあったとしましょう。「試験を受けていたら、隣の人の貧乏ゆすりがめちゃくちゃうるさい!!集中できない!」

そんな時はどうしたらいいでしょうか?隣の受験生のせいで、自分が不合格になりたくありません。

そんな時は、思い切って試験官に相談しましょう!試験官に注意してもらえば、注意された側の人も、さすがに改善せざるを得ません。

「大学の職員だから怖いかな〜」「沈黙を破って相談するのは怖いな〜」「入学後に、周りにいた人から白い目でみられるかな〜」

など、気がかりかもしれませんが、心配はありません。試験官は、基本的に受験生にとても親切です。

僕は本番、試験中に鼻をかむ音がうるさい人がいたので、試験官に頼んで注意してもらいました。試験官はとても丁寧に対応してくれて、すぐにその人を注意してくれました。

また、試験官に注意されたとあって、その人の鼻をかむ音は、次の時間から静かになりました。

また、入試会場で会った人は、大学内で二度と会うことはないと考えてください。

東大は1学年約3000人います。試験会場となる教室に収容されるのは、大きさにもよりますが30から60人くらいなので、入学後は全く関わりがないと言っていいでしょう。

休み時間。気づかないうちに心理戦が始まっている!!

試験が終わったら、休み時間です。

実はこの休み時間、めちゃくちゃ長い!!

大体の休み時間が二時間以上あります。正直言って、やることないです。

知り合いがいる場合は、ラインなどで連絡を取り合って、一緒にご飯を食べると気分転換になりいいかと思います。

試験会場で、孤独に次の試験までの時間を待つのは、なかなか精神力を削られることになります。

しかも、他の受験生たちは、数人で集まってわいわいご飯を食べるので、余計にメンタルにダメージをうけます。

(さらに悪いことに、そういうグループでご飯を食べる人たちは、「さっきの問題簡単だったよな〜」などと言って精神攻撃を仕掛けてきます。聞いてはダメだとわかっていても、どうしても気になってしまうので、他のグループからは距離を取るか、自分もグループで固まって防衛しましょう!)

さすが東大受験、試験時間外でも熾烈な心理戦が繰り広げられているのですね・・・。

 

地方出身だったりして、集まる仲間がいないことも考えられます。もしくは、試験会場で友達と喋るのが嫌な人もいるでしょう。

そういう場合でも、他の受験生からの精神攻撃から身を守らなければいけません。

(ただでさえ試験本番はメンタルのバランスを崩しがちです。過剰なくらい精神面には気をつけましょう。)

そういう時は、ノイズキャンセリングヘッドホンで好きな音楽を聴くのがおすすめです。

周りが気にならなくなる上、好きな音楽が聴けてリラックスできます。

また、英語の試験前には、周りを気にせずにリスニングの練習をして耳を慣らすことができます。

ノイズキャンセリングヘッドホンは、受験の一年間を通して、一つ持っておくととても便利です。少し値は張りますが、受験のためだと思えば、必要な経費ではないでしょうか。

(僕は、受験用の道具にはこだわりたかったので、親に頼んでこれを買いました。試験当日もめちゃくちゃお世話になりました。)

最後に。とにかく楽しんで!

試験中は、周りのことを気にせずいつも通り集中してください。

大切なのは、試験開始までに、雰囲気に飲まれてしまわないこと!

ちょっとでも雰囲気に飲まれたら、すぐに大事故につながります。東大入試はそれくらいシビアな戦いです。

ですから、お伝えしたことを使って、自分のメンタルを強く持ってください!

そして、「東大入試」という受験の大舞台に立てるのは、人生の中でもそう多くはないはずです。

ぜひ、緊張感も楽しんで、東大入試に臨んでほしいと思います! 応援しています!

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